2022年11月12日、大阪府岸和田市の自宅駐車場で、保育園に送り忘れた父親が、2歳の渕上惺愛ちゃんを置き去りにし死亡させる事件が起きました。
読み方は「ふちがみせいら」ちゃんです。
渕上惺愛ちゃんの父親や母親、姉妹・兄弟など家族について調査しました。
渕上惺愛父親「コミュ力高い発達障害」自宅で何してた
11月12日、大阪府岸和田市で渕上惺愛(ふちがみ せいら)ちゃんは、父親の運転する後部座席に置き去りにされ、熱中症で死亡する事故が発生しました。
2人の娘(長女と三女)を他の保育園に送り届けました。
しかし、二女のせいらちゃんは保育園に届けることを忘れ、チャイルドシートに座らせたまま車に置き去りにして自宅に戻り、9時間も駐車場に放置しています。
こちらは、渕上惺愛ちゃんの自宅のガレージです。

セイラちゃんの父親は、保育園に送ったと思い、車内にいる娘の惺愛ちゃんを忘れて、自宅で仕事をしていたのか、家で寝ていたのかは明らかになっていません。
その間、父親は車に乗って移動はしていないはずなので、日中何をしていたのか違和感があります。

なぜかちゃんと保育所に行って子どもを預けたと思い込んだまま保育所をスルーして車で自宅に戻った
だから日中は車は自宅にあったし車内に子ども放置したままだった
父親が日中に何してたかは知らん

9時間思い出さない→???
今朝、保育園に預けたかどうかを勘違いすることなどあるのでしょうか。
ふちがみせいらちゃんの父親は夕方、保育園に向かいに行った時に「惺愛ちゃんは来ていない」と保育士に言われて初めて、送っていなかったことに気が付いたのです。
いくら忙しいからといえども、預けていないことを忘れ、普通にお迎えの時間はわかるというのも不思議です。
その他にもいくつか疑問が湧いてきます。
- せいらちゃんの荷物も後部座席だったのか
- 2人の姉妹をこども園に連れて戻ってきた時、惺愛ちゃんは何も言わなかったのか、寝ていたのか
- 車に乗り降りする際に視界に後部座席入らないのか
など、日常生活で当たり前のようなことがスルーされてしまったのでしょう。
渕上惺愛ちゃんの父親は、家族も娘もいて、保育園に預けるということは、無職ではないはずです。
また、結婚も仕事も出来ていなければ生活は出来ないので、重度の障害を抱えていたとは考えにくいです。
しかし、大人の発達障害も最近よく聞きます。

芸能人とか大抵そう
学校の先生なんかも
そういう男は結婚にむしろ有利
コミュニケーション能力は高く、結婚も仕事もできて日常生活には支障は生じないけど、忘れっぽいところが目立つなどの、大人の発達障害(注意欠如・多動性障害)という可能性もあります。

注意欠如・多動性障害(ADHD)
- 気が散りやすく集中できない
- 忘れっぽい
- 物事の順序だてが苦手
- 整理整頓が苦手
- 時間や締め切りに合わせて行動することが難しい
- 落ち着きがない
- カッとなりやすい
- 思い付きで行動する
- 人の話に割り込んでしまう
ただ、我が子でも車の中に置き忘れて死亡させてしまったのに逮捕には至っていないので、父親に他の精神疾患や何らかの理由がある可能性があります。
忘れっぽいから、子供を忘れて良いかは許されることではありませんが…

<追記>
渕上惺愛ちゃんの母親は、仕事のため、別の車で家を出ていたことがわかりました。
そして、惺愛ちゃんの父親は一日中自宅で過ごしていたことがわかりました。
渕上せいら父親名前や家族「仲良し3人姉妹」
2歳の次女である渕上惺愛ちゃんを置き去りにした父親の情報について報道されていることは、
- 名前:渕上(ふちがみ)名前は不明
- 年齢:33歳
- 自宅住所:岸和田市岸の丘町
- 家族:妻・長女(4歳)二女の惺愛ちゃん(2歳)三女(1歳)
渕上惺愛ちゃんの父親は現在逮捕されていないので、顔画像、名前、職業は明らかになっていません。
渕上惺愛ちゃんの家族は5人家族で、年齢の近い姉妹です。
渕上惺愛ちゃんの母親については、当日は別の車で仕事に行っていたという情報しか今のところは出ていません。
<追記>
11月14日の読売オンラインによると、普段は渕上惺愛ちゃんの母親(35歳)が3人の娘を送り迎えしていたといいます。
事故当日は父親の仕事は休みで、自宅に隣接する駐車場に車を止め、窓を閉めて鍵をかけた後は夕方まで車を動かさなかったということでした。
家事は育児は、母親に任せきりだったのでしょう。
11月15日配信の集英社オンラインによると、長女と三女は別の認可こども園に通っていたといいます。
惺愛ちゃんのみが隣町の保育園に通っていました。
近隣住民によると一家はわずか1、2か月程前に越してきたといいます。
「引っ越しのときは、丁寧に夫婦で挨拶に来てくれて、とても物腰の柔らかい夫婦だった。家も新築でこれからの生活を楽しみにしていただけに不憫で仕方ない。ご家族はショックのあまりか表札も取り外してしまった」(近隣住民)
(引用:集英社オンライン)
<追記終わり>
母親からしたら、旦那が娘を忘れて死亡させたなんて事実を突きつけられたら、家族でいられなく即離婚したい気持ちになり、確認をすればよかったという後悔の念に駆られているはずです。
渕上惺愛ちゃんの姉妹も、突然にせいらちゃんを亡くしてしまい寂しい思いをしていると考えるだけで、非常に胸が痛いです。
せいらちゃんは3人姉妹で、年齢も近いことから、みんな可愛らしい姿が想像でき、仲良く一緒に遊んでいたことでしょう。
9月には牧之原市の幼稚園バスでも、痛ましい置き去り事件がありました。
渕上惺愛父親Facebook顔画像「職業は左官屋説」
渕上惺愛ちゃんの父親のフェイスブックを調査しました。

渕上惺愛ちゃんの父親の名前は、公開されていないので「渕上」さんという苗字や、住所の「岸和田市」を含め検索しましたが、現在のところ情報不足で特定ができていません。
ネット上では「渕上」と「岸和田市」でのヒットの中に、職業が左官屋さんや内装業の方がいらっしゃるという情報もありました。
<追記>
こちらは渕上惺愛ちゃんの父親の自宅です。

渕上惺愛ちゃんの自宅は、新築一戸建てのような佇まいで、家を見ると、生活に困った様子はないです。
保育園に娘を送った後、惺愛ちゃんの父親は家に戻って家で一日を過ごしているので、ある程度収入の高いリモートワークで働ける企業に就いていたか、自営業だったと考えられます。
<追記>
渕上惺愛ちゃんの家族は1~2ヶ月前に引っ越してきたばかりでした。
渕上惺愛ちゃんの父親の顔画像や名前は、公開され次第掲載していきます。
渕上惺愛ちゃん置き去り事件概要「保育園には来ていない」
渕上惺愛ちゃんが車内に取り残されてしまった事故の経緯をまとめます。
- 父親は12日午前8時ごろ、3人の子どもを車に乗せて自宅を出発
- 長女(4)と三女(1)を市内の認定子ども園に預けた
- この後、保育所に惺愛ちゃんを預けるはずだったが、惺愛ちゃんを車に残したまま帰宅して自宅前の駐車場に車をとめて窓を閉め、施錠した
- 父親は午後5時すぎ、保育所に迎えに行ったが、保育所側から「惺愛ちゃんが来ていない」と言われた
- 車の中を確認すると、ぐったりした惺愛ちゃんを発見した
- 父親が見つけ、119番したが、惺愛ちゃんは意識不明の状態で病院に搬送され、約一時間半後に熱中症で死亡したとみられている
- 惺愛ちゃんの父親は「預けることを失念した。車内に乗せたままだった」と説明している
渕上惺愛ちゃんの自宅は一戸建てで、駐車場は屋外でした。
大阪管区気象台によると現場に近い堺市の12日の最高気温は24・1度だったということです。
自宅の駐車場で惺愛ちゃんは、家の中で過ごす父親の姿が見えていて「パパ!」って叫んで泣いていたかもしれません。
暑い車内で、チャイルドシートに座ったままで、身動きが取れず、喉が渇いていた渕上惺愛ちゃんのことを思うと、胸が張り裂け涙が止まりません。
<追記>渕上惺愛ちゃん保育所「電話確認怠る」
11月14日の産経新聞によると、渕上惺愛ちゃんの死因は、秘宝解剖した結果熱中症だったといいます。
渕上惺愛ちゃんの父親は「12日の朝、車で保育所に送ったと思い込み夕方まで自宅で過ごした」と説明しています。

また、渕上惺愛ちゃんが通っていた桜台保育所は、保護者への欠席確認の連絡を怠ったとして、大阪府警は重過失致死容疑も視野に経緯を調べています。
岸和田市は、市立保育所で児童が無断欠席した場合、保護者らに電話で確認するルールがあったにも関わらず、今回は連絡を怠っていたと明らかにしました。
当日の12日午前10時までに渕上惺愛ちゃんが保育所に来ていなかったので、母親に連絡しようとしましたが、別の保護者の対応に追われているうち「電話をかけたつもりになっていた」といいます。
保育所は、児童の出欠は基本的に名簿で管理し、さらに保育士が児童の顔を見て確認することになっていました。
無断欠席時の確認電話は平日であれば保育所長らが担当していますが、12日は土曜で所長らが不在だったため保育士が対応していました。
責任の持っていきようが、保育所になっていますが、引き続き調査が進んでいくでしょう。
確認1つで救えた渕上惺愛ちゃんの命が悔やんでも悔やみきれません。
<追記>渕上惺愛父親「親としての責任感欠如」車のスモーク
11月15日放送のひるおびで、当日の渕上惺愛ちゃんの父親が運転する車の様子が明らかになりました。
まず、後部座席の窓には、スモークフィルムが貼られていて、外側から仲の様子が見えにくい状態でした。

このようにスモークフィルムが貼ってあると、外側からは見えませんし、中からも助けを求められる状態ではないでしょう。
11月15日配信の集英社オンラインによると、当日10時ごろ、近隣住民の方が犬を連れて散歩に出たら、渕上惺愛ちゃんの家の前で犬が吠えたといいます。
「あそこの家は、共働きで平日の昼間は誰も家にいないんです。それなのに散歩に出かけた10時ごろ家の前を通ったらウチの犬がずっと吠えていてね、このあたりは新しい家だらけだから交流もないし留守も多い。少しでも車を覗いてあげたらよかった。本当に後悔しています」
(引用:集英社オンライン)
犬が吠えていても、車の中が見えないので、近隣住民は渕上惺愛ちゃんの姿が見られなかったのでしょう。
また、同日放送のひるおびでは、関西大社会安全学部の中村隆宏教授が渕上惺愛ちゃんの父親の親としての責任を追及していました。

中村隆宏教授:普段とは違う特別な予定が入ったとき、その予定があまり重要性が高くないとなると忘れてしまう傾向がある
家庭問題カウンセラー・山脇由紀子氏:親としての責任感が欠落しているのでは
という見解でした。
ただ、渕上惺愛ちゃんの父親は、この日は仕事が休みで一日中家にいました。
子ども以上の大切な予定や仕事があるものなのかと思うと、無念でなりません。
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