【アーニャ】スパイファミリーはジャンプ+で大好評連載中の遠藤達也先生の少年漫画です。アニメも2022年4月より放映され、10月から第2クールの放映も決定しています。
こちらでは、スパイファミリー2話のあらすじ(ネタバレあり)&感想をお届けします!スパイファミリー2話では美人殺し屋「ヨル」の出現がワクワクします。
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スパイファミリー2話「アーニャ父の出会い」前回あらすじ
百の顔を使い分けるスパイ、コードネーム<黄昏>(たそがれ)。
彼は、世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代、西国(ウェスタリス)の腕の立つエージェントとして活躍していました。
黄昏は東西平和を脅かす危険人物、国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに近づき、不穏な動きを探れという任務「オペレーション 梟(ストリクス)」を請け負いました。
デズモンドに近づくため、まずは仮初の家族を作り、子どもを彼の息子が通う名門イーデン校へ入学させることになりました。
精神科医ロイド・フォージャーとして新たな人生をスタートさせ、超能力者のアーニャを娘として迎え入れ、何とかイーデン校の一次試験は突破したが、次なる二次審査は必ず両親揃っての面談のため、妻探しが始まりましたが…。
スパイファミリー2話あらすじ「ヨルの出現とロイドとのパートナー宣言」ラブラブの兆し?

娘として迎え入れたアーニャをイーデン校入学の二次審査に進めるには、必ず両親の存在が必要なため、ロイドは婚活に向けて独身女性の情報収集を始めました。
一方、首都バーリント市役所にはヨル・ブライアという27歳の女性が働いていました。ヨルは美人でしたがオシャレなどには興味はなく、男っ気もありません。そんなヨルは、おっとりとして少し天然なところがあるため、同僚との会話には少しズレがあり、後輩からもからかわれるような存在でした。
ヨルは、この日も後輩に「その歳で独身だとスパイかと怪しまれて通報されますよ」と揶揄された上に「週末、パーティーをするからパートナーと来てください」とからかい半分に誘われてしまいます。
もちろんそんな相手のいないヨルは困ります。弟のユーリにも独り身を心配させてしまっていることもあり、何とかパートナーを探さなければと焦りますが、何よりスパイと間違えられ通報などされたら、より困ってしまう事情がヨルにはありました。
そんなヨルには、もう一つの顔があったのです。コードネーム<いばら姫>
ヨルは幼い頃から殺人術を叩き込まて、雇用主の汚れ仕事を請け負い続けた、なんと「殺し屋」だったのです。
ヨルは、お片付けのお仕事の最中に破いてしまった衣装を直しに、行きつけの仕立て屋さんに行きました。ちょうどそこにはアーニャの洋服を仕立てに来ていたロイドとアーニャも居合わせました。
ロイドは日常でも油断することなく人の動きに気を配っていますが、それを掻い潜って自分の背後を取ったヨルが気になってしまいます。その気配を感じ取ったヨルは「何かご用ですか?」とロイドに声をかけます。驚いたロイドは、咄嗟に「キレイな方なのでつい」と返すと、ヨルは自分に好意があるのかもしれないと思い込み、ロイドをパートナーとして誘おうとします。
そこへ採寸を終えたアーニャが戻り、ロイドが子連れであることを悟ると『配偶者のある方をお誘いすると奥様に殺されると聞いたことがありますね、私なら殺し返しますけど』と心の中で呟やいてしまいます。
アーニャはヨルの心を読んでしまい、ヨルが殺し屋であることを知ると、ワクワクがとまらなくなりました。アーニャは「アーニャ(母)ははいなくてさみしぃ〜」と母親の存在がいないことをヨルにアピールするとヨルは思い直し、ロイドに恋人のフリをしてパーティに一緒に行ってほしいと事情を話します。ロイドも母親役を探している事情を話し、一先ず2人はパーティーに一緒に行く約束をします。
パーティの当日、他の任務を遂行していたロイドは思っていたより手こずってしまい、ヨルとの約束の時間を過ぎてしまいます。ヨルはロイドに弄ばれたと思い、1人でパーティ会場へ行きます。会場は盛り上がっていますが、1人で来たヨルは後輩たちに嫌味を言われ、輪に入れず1人座って楽しそうな参加者たちを眺めていますが、こういった場には分不相応だと帰ろうとします。
そこへ、任務を終えて血だらけのロイドが遅れてやってきます。フラフラのため頭の中で色々な任務がごちゃ混ぜになり「ヨルの夫のロイドフォージャーです」と夫宣言をしてしまいます。ヨルはもちろん、周りも驚きを隠せません。特にパートナーすらいないと思っていた後輩は、まさか結婚をしていて、しかもスマートなイケメン旦那ということに嫉妬し、嫌がらせを試みますが、ヨルの鍛え抜かれた身のこなしには全く歯が立ちません。しかも、そんなヨルを素敵で誇らしいとロイドが褒めると、ヨルは自分を受け入れてくれていると感じ心が動きます。
その場を取り繕って会場を後にしたロイドとヨルでしたが、ロイドは、その日請け負っていた任務の残党が仕込まれていた発信機を手がかりに追手が、追ってきました。その追手を蹴散らしながら逃げますが、ロイドが精神科医だと信じているヨルは何が起こっているのか不思議に思います。
しかし「最新の治療法なんです」というロイドのその場しのぎの説明を鵜呑みにし、ヨルも襲ってくる残党を反射的に倒していきます。そして逃げている最中に突然ヨルはロイドになんと結婚を申し込みます。
ロイドは任務を遂行させるため、ヨルは殺し屋を続けるため、お互いの利害関係が一致し晴れて結婚を誓うのでした。第3巻へ続きます。
スパイファミリー2話感想「普通って何?ヨルに共感!」
「スパイファミリー2巻)ではロイドの妻(ヨル)が見つかり、晴れて仮初の家族が完成しました。アーニャのナイスパスも大成功でした!おっとり優しい印象のヨルが、まさか殺し屋だったとはそのギャップにゾクゾクさせられました~。
ヨルがパーティーでみんなの輪に入れずポツンと腰をかけ、楽しんでいる同僚たちをみて「あれがきっと普通なのでしょうね」と感じるシーンがあるのですが、管理人はめちゃくちゃ共感してしまい、深いなぁ…と今回1番グッときたシーンでした。普通って何だろうなって、誰かの期待や当たり前に応えるのではなく、その人なりの普通があっていいのになと考えさせられました。
スパイと超能力者と殺し屋という、とんでもない肩書きを持った家族なんて、これからとんでもないことが起こりそうでワクワクが止まりませんが、アーニャの合格へ向けてどんな秘策で立ち向かうのでしょうか?そして仮初の家族は果たして成立するのか?
スパイファミリー3話も楽しみですね!
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