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スパイファミリー5話感想とあらすじ「強くなる3人の信頼関係」波乱の三者面談

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大人気漫画「スパイファミリー」はいよいよ2022年10月から待望の第2クールが始まります。今回は「SPY×FAMILY」5話のネタバレ、見どころ「イーデン校入学試験二次審査の三者面接」と感想をまとめてみました。

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スパイファミリーあらすじ&ネタバレ

スパイファミリーこれまでの内容↓

百の顔を使い分けるスパイ、コードネーム〈黄昏〉(たそがれ)。
彼は世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代、西国(ウェスタリス)の腕の立つエージェントとして活躍していた。

黄昏は東西平和を脅かす危険人物、国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに近づき、不穏な動きを探れという任務〈オペレーション 梟(ストリクス)〉を請け負った。
デズモンドに近づくため、まずは仮初の家族を作り、子どもを彼の息子が通う名門イーデン校へ入学させることとなった。

父:ロイド・フォージャー 表向きの職業は精神科医。本業はスパイ。コードネーム〈黄昏〉

母:ヨル・フォージャー 表向きの職業は市役所職員。本業は殺し屋。コードネーム〈いばら姫〉

娘:アーニャ・フォージャー 表向きは6歳の女の子。実は人の心が読める超能力者。とある組織の実験で偶然生み出された被験体〈007〉。

お互い素性を知らない3人の仮初の家族としての奇妙な生活が始まった。

いよいよイーデン校入学試験二次審査の三者面接がはじまりました。
順番を待っているロイドたちの前を、面接がうまくいかず親に怒られて泣きながら退室する受験生が通り過ぎていきます。
ロイドはスパイ歴10何年で、初めての緊張を味わっていました。その隣に座っているアーニャも緊張がうつっています。その時、ついにフォージャー家の番がやってきました。面接室に入ると目の前には3人の面接官がソファに座っています。
1人目はウェルター・エバンス。担当教科は国語。性格は温厚、実直、保守的で生徒からの信頼も厚い先生です。
最初の質問はロイドとヨルの再婚について、どういう関係だったのかと聞かれます。ロイドとヨルは当たり障りなく答えると、エバンス先生は「良好なご家庭のようで何より」と納得しましすが「奥さんキレイなのに何でわざわざコブつきなんか選んだんだい?」と隣の面接官からはしたない質問が飛びます。


2人目の面接官、マードック・スワン。第2寮寮長。担当教科は経済学。先代の校長の一人息子で縁故による登用。傲慢、強欲、無神経な性格です。
ロイドは面接室にこっそり仕掛けていた盗聴器で面接の様子をずっと聞いていましたが、スワン先生は先月妻から離婚をつきつけられ、娘の親権も失ったばかりということもあり、他人の家庭を妬んで、当たり散らしたような発言ばかりしているので、刺激しないほうが得策と判断し、取り合いません。
次の質問は志望理由を聞かれます。ロイドは先生方のレベルの高さを讃えます。

その返答を『さすがワシの見込んだ男』と納得しながら聞いていたのは、3人目の面接官ヘンリー・ヘンダーソン。第3寮寮長。担当教科は歴史。性格はエレガント。二次試験に集まってきた受験生たちをチェックしていた時、ロイドの立居振る舞いに感心をして声をかけてきた先生です。


次の質問はアーニャの長所と短所をロイドとヨルに聞きます。2人とも練習通りうまく答えると、エバンス先生からヨルに、普段はどんな料理を作るのかとさらに質問されます。普段料理をしないヨルは「えっと…」と答えにつまってしまいます。するとロイドがうまくフォローし「ウチは料理は主にボクが作っています」「もちろん忙しい時などは妻が作ってくれることもありますよ」と答えると、スワン先生がすかさず「うっそ飯作らない嫁とか存在するの⁉️」「娘の前に自分に厳しくした方がいいよ」と小バカにしたように言います。ヨルは恥ずかしくなりうつむいてします。すると横で聞いていたロイドが「人には得手不得手があります」「彼女はとてもキレイ好きで掃除は完璧ですし、子供の世話に関しても申し分ないです」とフォローを入れますが、スワン先生は「いやまあそれどっちも女がやって当たり前のやつだし」とさらに嫌味を言います。「誰がそんな…」とロイドはいら立ちますが、そもそも彼女は本当の妻ではないのだから…と落ち着こうとします。


スワン先生は『美男美女のおしどり夫婦だと?虫酸が走る!粗を突きまくってボロ出させてやるわ』『こんな奴ら不合格になってもらわにゃ世の中不公平すぎるって問題だ』と内心思っています。スワン先生の心の声を聞いたアーニャは『ちちとははきらわれてる…?アーニャががんばらないと』とショックを受けます。
すると次はアーニャが質問されます。名前や住所、休みの日は何をしているかと聞かれ、練習通り答えます。

次に「学校に入ったら何がしたいですか?」と聞かれ、答えを忘れて焦るアーニャはロイドの心の声を読みますが、ロイドは『オレの場合……敵組織とそのトップデズモンドの計画の全容を暴き出す!!それを阻止するためにまず…』と考えています。
アーニャはそのまま「そしきのボスのひみつをあばきたいです」と答えると「組織のボス?校長先生のことかな?」とエバンス先生も困惑気味なので、ロイドが「…娘は向上心が人一倍でして、トップにまで登りつめた校長先生の人柄や生き方に興味津々なのです」ととっさにフォローします。ヘンダーソン先生がアーニャに校長先生の名前を聞くと、またロイドの心を読んで『ベネディクト・アイヴァン・グッドフェラー』を「べねじくそ・あばん・ぐっどへらーさん」と答えたり、彼のように大成するにはどんな努力が必要かという質問には「からだひとつでじゃんぐるをいきぬいたり、しととなりあわせのてすとをくりかえしてせいしんをきたえます」と昨日観たスパイアニメの主人公の影響を受けた返答をしたりしますが、ヘンダーソン先生は間に受けてしまい『な…なんという覚悟…!!』とアーニャをみくびっていたと驚きます。

その後もアーニャへお父さんとお母さんについての質問が続き「パパとママに点数をつけるとすると、何点かな?」と聞かれると、アーニャは「100てんまんてんです、ちちもははもおもしろくてだいすきです」「ずっといっしょがいいです」とキラキラとした表情で答えます。
すると面白くないスワン先生が「じゃあ今のママと前のママどっちが高得点だ?」と意地の悪い質問をしてきます。エバンス先生が「スワン先生、その質問は…」と諭そうとし、ロイドも「質問の変更をお願いします」とアーニャの気持ちを思いやりスワン先生に詰め寄りますが「内容は面接官が個人的に決めていいんですよね?」「ダメだ答えなきゃ減点だ」と開き直ると、アーニャはポロポロと涙を流してしまいます。それをみたヨルはアーニャにかけ寄り「あんまりです」と取り乱します。

スワン先生はさらに「ウチは親元を離れた寮生も大勢いる、ささいなことでいちいちべそかいてたらこの学校ではやっていけんぞ!」と追い討ちをかけます。ロイドは『我慢だ…所詮まがい物の家族、中傷されたくらいでそれがどうした』と冷静さを保っています。ヨルは「ささいなこと…?ささいなことですって…?」と我慢の限界を通り越して今にもスワン先生を殺してしまいそうな目つきに変わります。

スワン先生は「何だい後妻さん、前妻に負けたからってかみつくなよ」とヨルにさらに八つ当たりをしてスッキリすると…ガゴォン…『我慢だ黄昏』と自分を制していたロイドが目の前のテーブルを拳で殴っています。拳から出血する程の力でテーブルは折れ曲がり、スワン先生は怯んでいます。「失礼、蚊がいましたもので」「本日はありがとうございました」とロイドが一方的に立ち去ろうとすると、スワン先生が「オイどこへ!?まだ終わってないぞ!!」と呼び止めようとします。ロイドは凛として「子供の気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました」と言い残し、ヨルとアーニャを連れて退室します。怒りが収まらないスワン先生をヘンダーソン先生が注意しますが「先代とはいえ父の影響力はまだまだ健在、口には気をつけたほうがよろしいかと!」と権力を笠に横柄な態度をとり続けるスワン先生に、ヘンダーソン先生の我慢も限界になり『ただただ権力にへつらうだけのワシに教育者たる資格なし…!!』とスワン先生の顔面を鮮やかに殴ります。「これで堂々とイーデンの教師として向き合えるかねフォージャーよ」とロイドの気持ちを尊重します。


一方帰宅したロイドたちは、3人ソファに座りうなだれています。「絶対落ちた」とロイドは任務に感情を持ち込んでしまったことを反省します。するとアーニャが「ちちごめんなさい…」「アーニャてすとがんばれなくてごめんなさい」とロイドのズボンをギュッと握ります。ロイドが「あんな学校いきたくないだろ」と優しく言うと「アーニャがっこういきたい」「がっこういかないと…」『いっしょがおわっちゃう…』と思いが溢れます。ヨルも不合格になればこの生活が終わるんだと、ふと寂しそうな表情を浮かべますが『私はただ仕事への支障を懸念しただけで』と私情はないと思い込ませようとします。
合格が絶望的な状況の中でも、ヨルとアーニャは他の先生たちがフォローしてくれるから大丈夫と前向きな言葉でロイドを励まします。
『スパイは己以外の何者も信用しない…常に最悪のケースを想定して備えるもの』とロイドは自分に言い聞かせながらも「あとはなるように任せてひとまずは試験の労をねぎらうとするか」と少しだけ任務のことは考えず、ヨルとアーニャとの時間を大切にするのでした。
任務の成果はいかに……

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第5話いかがでしたか?
スワン先生には終始イライラしましね。なんでわざわざ人を不快な気持ちにさせることしか言えないのか…リアルにもいますよね、こういう人…悲しい気持ちになります。でも、アーニャの素直な気持ちに心洗われて泣いちゃいました。アーニャにずっといっしょがいいです!なんて言われたら、喜んで!って言う以外の答えがみつかりませんが…
ロイドもヨルも感情剥き出しで、でもかっこいい!もう本当の父と母ですね。何とかその場を取り繕うことを考えてしまいがちですが、子どもの気持ちを第一に考えて行動するなんて、なかなか出来るもんじゃないと思います。しかも入学しないと任務成功しないのに。冷静なはずの黄昏の、人間味のあるところがたくさん見えて、救われたような気持ちになりました。
そしてまさにエレガントでしたね、ヘンダーソン先生!まさか殴ってしまうとは…爽快でした。
親とは?先生とは?大人とは?そんなことを考えさせられました。
3人の信頼関係がぐっと増した、素敵な回だったと思います。もうスワン先生には登場してほしくないですけど…。
さて、アーニャは合格はできるのでしょうか?そしてヘンダーソン先生も心配です。
正直者は救われてほしい…ただただそう願います。

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