梨泰院ハロウィン圧死事件の原因や犯人探しで、TwitterやSNSでは「ウサギ耳の男」が犯人だと魔女狩りが行われています。
しかし、うさぎ耳の男は容疑を完全否認し、ウサギ耳の女まで浮上し、ネット上のデマが拡散されています。うさぎ耳の男の無実について調査しました。
梨泰院うさぎ耳男犯人はデマ!「黒いウサギ耳ヘアバンドは無実」
現地では、SNSや監視カメラ、事故の生存者や近くにいた目撃者から、証言が出てきました。
- ウサギ耳の帽子をかぶった男が「押せ」と叫んだ
- その周りにいた4~5人の友人も同様に「押せ」と言った
- そこまで現場の声は「下がれ」だったのが一気に変わった
- 一斉に「押せ」と言い始めた
そんな状況の中、韓国梨泰院で起きた群衆雪崩事故で、TwitterやSNSでは犯人探しが過熱し「ウサギ耳の男」が特定されました。
この男性は、ウサギ耳の黒いヘアバンドの男性Aさんです。

韓国で過熱するウサギ耳の男の特徴は…
- 20代後半の男性
- ウサギ耳を帽子をかぶっていた
- 髪型はセンター分け
- 身長は180㎝くらい
そして、この男性Aさんの顔はモザイク加工なしでSNSで拡散され、犯人扱いされていました。
警察庁特別捜査本部は、11月2日、Aさんを参考人として1日に召喚して調査しました。
Aさんは警察の調査で、事故前の自身の移動経路を提示し疑惑を否定しています。
該当の男性Aさんは1日、インスタグラムを通じて「ウサギの耳のカチューシャはしていたが、事故当時、梨泰院から離れて合井(ハプチョン)に行った」と説明して事件当日の公共交通利用内訳の写真を掲載した。
(引用:Yahooニュース)
Aさんは自分を狙った掲示物の写真とあわせて「私と友人がハロウィン事故の犯人として魔女狩りに遭っている」とし「ウサギの耳のカチューシャをしてその日梨泰院を訪れた事実に間違いはないが、事故当時、私と友人は梨泰院を離れた後だった」と説明した。
梨泰院ウサギ耳男犯人はデマ!「証拠写真とインスタ投稿で疑惑晴らす」
そして、こちらの画像は黒いウサギ耳のAさんが証拠として提出した、公共交通利用内訳の写真です。


乗車:梨泰院(21:55:39)
降車:合定(22:17:00)
このように、梨泰院の群衆雪崩事故が起きた時間に、黒いウサギ耳のヘアバンドを着けていたAさんは、すでに梨泰院から電車に乗って40分ほど離れた合定駅で降車していることが判明しました。
そして、黒いウサギ耳のヘアバンドのAさんは、自身のインスタで「魔女狩りはやめてほしい」と訴えています。

ウサギ耳のヘアバンドの男性Aさんは、梨泰院に着いたのが、午後9時20分ぐらいで、出てきた時刻が9時50分ぐらいです。
Aさんは、梨泰院に人が多過ぎて遊べないと判断し場所を変えたのです。
カメラの映像や証拠を明確に提出し、疑惑を晴らしました。
韓国内では、誰かを犯人にしようとする動きが過熱しています。
韓国梨泰院犯人「白いうさぎ耳帽子男もデマ」
韓国梨泰院の事故では、ウサギ耳の男の種類の投稿はいくつもあります。
まずは、ウサギ耳の帽子の男の情報です。

ウサギ耳の帽子の男性はそもそも、帽子をかぶっているので、髪の毛がセンター分けかどうかも確認できません。
そしてこの横顔だけでは20代後半かどうかも特定できませんし、この方も犠牲になっている可能性だってあります。
ネットや警察は、どれだけの「犯人」を作れば気が済むのでしょうか。
犯人だと言われたAさんは、現在外にも出られない状態です。
韓国ウサギ耳女も特定「一人の力では雪崩不可能」
しかも、韓国のニュースによると、先述した黒いウサギ耳のAさんの他にも、群衆を押したという疑惑のあるウサギのヘッドバンド女姓も特定されています。

韓国警察は、どうにかしてウサギ耳の男か女を犯人にしようと必死です。
ウサギ耳の人を犯人にする動きに、現地韓国人の方からも疑問の声が上がっていました。

また、FNNプライムオンラインの報道で、大阪工業大学 吉村英祐 特任教授によると、「押せ」という声と大規模な転倒事故との因果関係を立証するのは難しいといいます。
大阪工業大学 吉村英祐 特任教授:
(引用:FNNプライムオンライン)
仮に押したとしても、あれだけの群衆を、1人の押す力だけで群衆雪崩を起こすのは、ちょっと私の頭の中では考えにくいんですね。
むしろつまずいて起きるという方が、自然だと思います(めざまし8 11月3日放送)
一人の押す力で、あれだけの群衆雪崩を起こすことは難しく、原因はウサギ耳が押したというのは、ネット上のデマということになります。

むしろ中心で失神から転倒とかのが原因になりえる
コメント