2022年5月5日に俳優の渡辺裕之さんが、自宅のトレーニングルームで縊死(いし)されたと報道がありました。
縊死という聞きなれない死因に、SNS上では自殺、他殺、事故などの様々な憶測が飛び交っています。中でも渡辺裕之さんの遺書などの情報もまだ公開されていないので、自殺という線ではなく、なぜ他殺説が浮上しているのでしょうか。また調査を進めると、現在も当時の投資詐欺事件で逮捕された社長秦右時が運営していた「ジェスティオン プリヴェ ジャポン」の関係者などが、別件で2021年に逮捕されるなど詐欺事件関連会社などに動きがあるというのです。
渡辺裕之の縊死が怪しい「なぜ他殺説が?」
渡辺裕之さんの死去報道は、多くの関係者やファンたちに衝撃を与えました。そして渡辺裕之さんの死因については「縊死(いし)」という報道で更に衝撃と疑問が走っています。
弊社所属俳優、渡辺裕之(享年66歳)が自宅で縊死致しました。5月3日(火)昼頃に、ご家族により発見されました。あまりに突然の出来事に、ご家族もスタッフも驚きと悲しみに呆然としております。マスコミの皆様におかれましては、ご親族の深い悲しみにご配慮頂きますよう切にお願い申し上げます。尚、葬儀に関しましてはご家族との相談の上、密葬というかたちで執り行わせて頂きます。 ユニコン株式会社 堀口 明伯
(引用:デイリースポーツより)
縊死を調べていくと、
縊死は、ひもやロープのようなもので首を吊った状態になり、脳や体に酸素が回らなくなる状態で、自殺であることが多いですが、まれに他殺や事故の可能性もあるということです。
またもう少し縊死を詳しく調べると、
- 身体が完全に宙に浮いて全体重が索状物にかかっている場合を定型的縊首
- それ以外の場合を非定型的縊首
必ずしも足が完全に地面から浮いていることは要さず、足や尻が地面についた状態でも縊死と成立するということです。
ということは、宙づりの首吊り状態だけが、自殺(縊死)ではないのです。
さらに先ほどの日刊スポーツの報道によると、
とい表現から、
- 足や尻が地面に着いた状態でも「縊死」
- トレーニングルームに倒れていた状態でも「縊死」
この状態からもトレーニングルームでの事故も考えられますし、何者かが侵入し、意図的に手をかけた他殺説も浮上してきます。
「縊死」という表現がどの意味にも捉えられてしまうことから、憶測を呼んでしまっています。
また大切にされているご家族や妻の原日出子さんもいらっしゃるというのに、遺書がないことも不自然です。

渡辺裕之さん死去の報道では、縊死ということのみで自殺と確定される報道を避けていますし遺書の情報もありません。なのでSNS上では事故説はもちろん他殺説も浮上して、必要以上に詮索や憶測が加速してしまうのです。
渡辺裕之の他殺説浮上の理由「投資詐欺ジェスティオン プリヴェ ジャポンの関係者が最近逮捕」
渡辺裕之さんの他殺説が浮上した理由には投資詐欺事件「ジェスティオン プリヴェ ジャポン」の関係者が2021年に逮捕されているという情報が見つかったことです。
渡辺裕之さんは17年前の2005年8月に1億円越えの詐欺被害にあい、多額の借金を抱えてしまいました。
ちなみに渡辺裕之さんは、資産運用コンサルタント会社「ジェスティオン プリヴェ ジャポン」に「システムの素晴らしさから全面的に信用していた」として投資していました。
ちなみに「ジェスティオン プリヴェ ジャポン」の社長は秦右時で、夫婦そろって貴族のような恰好をし、投資セミナーを開き詐欺を働いていました、投資会社「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン(GPJ)」の社長秦右時は、2006年10月26日に詐欺の疑いで逮捕されています。

渡辺裕之さんは、妻である原日出子さんにも黙って投資していたので、最悪離婚問題にまで発展しそうな状態でした。しかし「なんのための投資か分かってくれたので、責めはしなかったが本当に申し訳ない」「悔しい思いは抑え、僕がうかつだったと思うようにしている」と語り、夫婦の仲は修復しています。
渡辺裕之さんは、芸能界の仕事に対して定期収入の少ない職業で、常に将来の不安があったことも明かしていました。
また、渡辺裕之さんは、この詐欺会社の「ジェスティオン プリヴェ ジャポン」で企画のイベント「カリブ海クルーズツアー」の司会を務めたことから「広告塔疑惑」も報じられました。それに対しては「2週間で800万円のギャラの仕事をしただけで広告等のつもりは全くない」と完全否定しています。
ただ17年も前の投資詐欺で1億円越えの借金を抱えた渡辺裕之さんが、今回の縊死した直接的な理由とは考えにくいと思うので、投資詐欺事件についてはもう少し調査しました。
調査していくと、気になる投稿を見つけました。

このツイートから詳しく調べてみると、どうやら現在もGPJの関係者が動いているという内容を発見しました。
ずいぶん昔の話だが、実は最近、関連の事件が起きていた。
先のGPJ、「日本プライべートバンキングコンサルタンツ」(JPB)のグループ会社といってもいい関係にあったのだが、このJPBの代表だった磯辺裕樹なる者は、集めた資金のやり取りがあったにも拘わらず当時は逃げおおせた。
しかしながら、この磯辺裕樹は別件詐欺で2021年11月に警視庁組織犯罪対策3課に逮捕に。起訴され、現在公判中だ。
17年前とは言え、被害者がとても多いことと、GPJにも関係した会社があったことで、現在もその関係者が別件で逮捕や起訴されているということです。

この事件がこんかいの件と何か関連があるとすると、渡辺裕之さんは詐欺事件絡みで殺されたということも考えられますね。
俳優「渡辺裕之」を信じて、この投資詐欺にやられた人がいたとすれば、泣くに泣けない状況ですし、渡辺裕之さんの1億円と一般の方で騙された1億円では額が違います。関係していた人が未だに闇で動いていた可能性もあります。

この目撃情報の信ぴょう性は定かではありませんが、渡辺裕之さんを訪ねに来ていた方がいるとしたらと、当時の関係者に口封じされたなどの可能性も浮上してくるので他殺説も否定できません。
渡辺裕之の他殺説浮上の理由「命の電話の印象操作が怪しい」
渡辺裕之さんの死因である縊死にはさまざまな憶測が浮上しています。渡辺裕之さんの死因に関しては縊死ということで自殺とは明言していないのにも関わらず、報道では渡辺裕之さんの死去報道の最後には「命の電話」や「こころのほっとチャット」などの案内を出し、いかにも自殺に見せかけた印象操作が行われていることに違和感があります。

まだ自殺かどうかが判明していない中で、早々に命の電話の案内を添えるよりも、まずは捜査が優先です。報道の仕方も、言い方をぼかせ、どこか自殺を匂わし他殺説は全く口にせずに「詮索はしないように」「察知しろ」と言わんばかりの表現に違和感と疑問が湧きます。
渡辺裕之の他殺説浮上の理由「GW明けの約束」
渡辺裕之さんの死因に関しては自殺でなく他殺説が浮上していますが、その理由としては直前まで仕事をしていて、ゴールデンウイーク明けには友人と会う約束をしていたということです。

日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」によると、渡辺裕之さんは友人と「ゴールデンウイークが明けたら会いましょう」と約束していたといいます。それだけに謎は深まるばかりです。
渡辺裕之さんは2022年5月3日のゴールデンウイーク最中にトレーニングルームで死去してしまったので、ゴールデンウイーク明けの友人との約束は果たせなかったのです。自殺を考えている人が先の約束をするのかが疑問です。
また、渡辺裕之さんは2ヶ月先の仕事の予定も決まっていて意欲的でした。
- テレビ東京「ゴルフのキズナ」へのレギュラー出演が4月に始まった
- 10月期の連続ドラマへの出演も決まって仕事が忙しくなり始めたタイミング
- 連載企画「だから元気!」にも登場が決まっていた。(約2カ月前に取材依頼をし、渡辺裕之さんは快諾し日程を調整している状況だった
渡辺裕之さんのような几帳面で、仕事に真摯に向き合っている方が約束やオファーを無視できるとは考えにくいです。
渡辺裕之さんは几帳面でしっかりしていた性格であることから、うつ病だったとも言われています↓
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